1994-06-22 第129回国会 参議院 労働委員会 第6号
○柳川覺治君 文部大臣また文教政策にずっと取り組んでいただいてまいりました大臣のお言葉がございました。 製鉄会社が焼き鳥の事業までして余剰の人たちの働きの場をみずからつくっていくということの例もございましたが、必ずしもこれは成功しなかったようでございます。大臣がおっしゃられましたとおり、リストラが進みまた海外への進出が二〇%以上になるであろう。そういう中で、従来は子会社、系列会社等への雇用関係が全然離
○柳川覺治君 文部大臣また文教政策にずっと取り組んでいただいてまいりました大臣のお言葉がございました。 製鉄会社が焼き鳥の事業までして余剰の人たちの働きの場をみずからつくっていくということの例もございましたが、必ずしもこれは成功しなかったようでございます。大臣がおっしゃられましたとおり、リストラが進みまた海外への進出が二〇%以上になるであろう。そういう中で、従来は子会社、系列会社等への雇用関係が全然離
○柳川覺治君 今回の改正の、より一層の実効ある成果について心から御期待申し上げます。 それでは、質問に入らせていただきます。 まず、中期的な雇用問題についてでございますが、労働省では研究会を持たれまして中期雇用ビジョンをお決めになっております。特に、今後発展が見込まれる分野、労働需要の増大が見込まれる分野としてどのようなものをお考えになられておられるのか、この辺についてお伺いしたい。また、こうした
○柳川覺治君 きょうは雇用保険法の大改正が本会議で可決され成立する運びになっておる次第でございますが、今平井元労働大臣がお着きになられてすぐ、為替が大変な大荒れになってきているということを一言申されました。天は人をして試練を与えるということが言われておりますけれども、まさにそのとおりだなという感じがいたします。 そして、このことによって既に報道等でも改めてリストラの問題、そして海外への工場進出の問題等
○柳川覺治君 物の本寺で、二〇〇〇年の日本経済につきましては、構造的には農林水産業はシェアを落とし、二〇〇〇年には就業人口は全体の五%を切る。素材産業は輸入によりシェアを落とす。加工組み立て産業は海外現地生産が進み、シェアを落とす。二〇一〇年には海外現地生産比率は欧米並みに二〇%程度になると考えられているようでございます。 一方、サービス産業はシェアを増大し、二〇〇〇年には全産業の五五%を占め、就業人口
○柳川覺治君 私も基本的にはその辺がポイントだと思います。そして、産業構造の変化が見込まれる中でこれに対応していく、そのためには働く人たちが、大臣おっしゃられたとおり、うまくこのような変化に対応できることがポイントであると思われます。 しかしながら、このようなときには、そのしわ寄せが往々にして中高年齢の人たちに集中し、高齢者雇用を進めようとしている政府の意図とは反対に、こうした人々の雇用がますます
○柳川覺治君 私はまず第一に、雇用に関するビジョンにつきまして大臣の御見解等を賜りたいと思います。 厚生省の人口問題研究所による世界と日本の人口の推移を見させていただきますと、まず世界の人口は毎年一億ずつふえ、一九九〇年の五十三億人が二〇〇〇年には六十二億人を超え、また二〇二五年には八十五億人に近づくという結果が出ております。二〇五〇年には百億あるいは百二十億の人口になるとも言われております。
○柳川覺治君 往々にして不規則発言は不規則発言を誘導いたしますから。 実は私も、十数年前でございますけれども、体育局長のとき、オーストラリアの影の内閣の人たちがお見えになりました。そして、ベルトコンベヤー方式の生産体制が進んだ、人手が余ってしょうがない、そこでスポーツ産業はもとよりでございますが、スポーツの指導者等に人手を回していく、そういうことも考えなくちゃいかぬという話でございました。そのときに
○柳川覺治君 自由民主党の柳川でございます。 自由民主党といたしましては、このたび労働省が大変御苦労されて御提案になられました労働関係の三法案につきましては、かねてから自民党としても取り組んでまいりました内容が盛られておるものでございますので、すべて賛成という立場で質問をさせていただきます。 その前に、鳩山前文部大臣がこのたび労働大臣に御就任になられました。まずもっておめでとうを申し上げる次第でございます
○柳川覺治君 私は、自由民主党を代表して、ただいま議題となりました平成五年度一般会計補正予算外二件に対し、賛成の討論を行うものであります。 我が国経済は、昨年八月の総合経済対策に盛り込まれた公共投資の本格的実施や二月の第六次の公定歩合の引き下げ、十月の補正予算の編成、さらには景気に配慮した平成五年度予算の年度内成立等の一連の努力により在庫調整の進展や住宅建設の回復の動きなど一部に回復の兆しが見られるものの
○柳川覺治君 私は、自由民主党を代表して、ただいま議題となりました平成五年度予算三案に対し、賛成の討論を行います。 今回、金丸信元衆議院議員が所得税法違反の容疑で逮捕されましたことは、国民の模範たるべき政治家の行為としてまことに残念であります。このような相次ぐ政治スキャンダルによって国民の不信が高まっていることは極めて遺憾なことであります。 今、我が国の政治にとって一番必要なことは、政治に対する
○柳川覺治君 着実な景気の伸展に向かっての総理の努力の誉言葉でございましたが、ここで経済企画庁長官にお尋ねいたします。 徐々にではありますが景気対策の効果も着実に出てきていると聞いておりますが、景気の現状はどうなっているのか、また政府としてどのような認識を持っているのか、経済企画庁長官のお言葉をいただきたいと思います。
○柳川覺治君 景気対策につきましては、第一には総合経済対策の早期策定、第二には公共投資の前倒し執行、第三には機動的な金融政策の実施などの景気刺激策を地道に積み重ねていき、最終需要を着実に増加に転じさせることが肝要であると思います。 総理のこの面につきましてのお考えをお伺いいたしたいと思います。
○柳川覺治君 最初に、平成五年度の予算審議に当たりまして、この予算が遠藤委員長のもとで与野党の協議が重ねられ自然成立を避け年度内成立を見ることができますことは、緊急課題である景気浮揚にとりましても、また参議院の良識、独自性の面からも、また国民の負託にこたえた国会政治のあり方の上からも大変意義あることと思う次第でございます。政府もこれにこたえ、適切にその実効を上げられることを強く望むところでございまして
○柳川覺治君 予算委員会派遣第一班の調査について御報告いたします。 第一班は、遠藤委員長を初め、石川理事、柳川理事、角田理事、村沢理事、野間委員、堂本委員、猪熊委員、吉岡委員の九名で編成され、二月二十四日から二十六日までの三日間、長野県を訪れ、長野県内の産業経済の動向や財政事情について概況説明を聴取するとともに、北陸新幹線碓氷トンネル建設現場、中央自動車道長野線更埴インターチェンジ建設現場、また松本空港
○柳川覺治君 総理から見通しの一端をお示しいただきました。 経済の変動はなかなかに激しいものでございますし、その予測は大変難しいことでもあろうと思いますが、今明るさを取り戻す道へのお答えをいただきました。後あと経済企画庁長官の方にもお尋ねさせていただきたいと思います。 次に、国際政治とアジア外交でございますが、今歴史は大きく変わろうといたしております。東西冷戦の終えんで新秩序が生まれつつあります
○柳川覺治君 総理御指摘のとおり、政治改革につきましては国の大道を誤らない一番大きなことであろうと存じます。そして、このことはまた国会議員の我々にとりまして、与野党を通じてこの道をたずねる重大な責任があろうと思う次第でございます。総理の一層の御熱意を心から御期待申し上げます。 次に、不況対策でございますが、長期化している景気の低迷は国民経済に深刻な影響を及ぼしております。 小さな例ではありますが
○柳川覺治君 柳川覺治でございます。 私は、自由民主党を代表いたしまして、総理を初め、関係大臣にお尋ねいたします。 幕末の動乱期におきまして、「他を知り己をおさめて変に応ずる」と佐久間象山公は申されました。そして、日本は明治維新によって営々として西欧の文明を吸収し、努力をして今日の日本を築いてまいりました。今、内外の大きな変動のときにあって、恐らく佐久間象山公は今おられましたら、おのれをおさめて
○柳川覺治君 去る十月三十一日から十一月二日までの三日間、滋賀県及び愛知県に委員派遣が行われましたので、その調査結果の概要を御報告申し上げます。 派遣委員は、大木浩委員長、小林正理事、世耕政隆委員、針生雄吉委員、高崎裕子委員、笹野貞子委員と、私、柳川覺治でございます。 一日目は、まず滋賀県を訪ね、稲葉知事、西池教育長等から県勢と県教育の概況について説明を受けました。当県では二十一世紀を「ひとの時代
○柳川覺治君 去る一月十六日から十八日までの三日間、佐賀県及び大阪府に委員派遣が行われましたので、その調査結果の概要を御報告申し上げます。 派遣委員は、下稲葉耕吉委員長、石井道子理事、粕谷照美理事、小林正理事、木宮和彦委員、世耕政隆委員、田沢智治委員、西岡瑠璃子委員、森暢子委 員、山本正和委員、針生雄吉委員、高崎裕子委員、笹野貞子委員、小西博行委員と私、柳川覺治でございます。 一日目は、吉野ケ里遺跡
○柳川覺治君 ただいま議題となりました法律案につきまして、文教委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。 本法律案は、生涯学習の振興を図るため、都道府県における生涯学習推進体制の整備、民間事業者の活用を含めた地域生涯学習振興基本構想の作成とその実施等について定めるとともに、生涯学習に関する重要事項を調査審議する審議会を文部省と都道府県に設置するなどの措置を講じようとするものであります。
○委員長(柳川覺治君) 以上で本日申し出のございました質疑はすべて終了いたしました。 高崎君から発言を求められておりますので、これを許します。高崎君。
○委員長(柳川覺治君) 生涯学習の振興のための施策の推進体制等の整備に関する法律案を議題とし、質疑を行います。 質疑のある方は順次御発言を願います。
○委員長(柳川覺治君) ただいまから文教委員会を開会いたします。 委員の異動について御報告いたします。 昨二十五日、森山眞弓君が委員を辞任され、その補欠として野村五男君が選任されました。 —————————————
○委員長(柳川覺治君) ただいまから文教委員会を開会いたします。 生涯学習の振興のための施策の推進体制等の整備に関する法律案を議題といたします。 本日は、本案審査のため、参考人として、富山県民生涯学習カレッジ学長吉崎四郎君、川崎市教育委員会社会教育主事北條秀衛君、筑波大学教授山本恒夫君、社会教育研究所理事長山本隆一君の四名の方々に御出席をいただいております。 この際、参考人の方々に一言ごあいさつを
○委員長(柳川覺治君) 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。 それでは、これより質疑に入ります。 質疑のある方は順次御発言を願います。
○委員長(柳川覺治君) 生涯学習の振興のための施策の推進体制等の整備に関する法律案を議題といたします。 政府から趣旨説明を聴取いたします。保利文部大臣。
○委員長(柳川覺治君) ただいまから文教委員会を開会いたします。 委員の異動について御報告いたします。 去る十三日、木暮山人君が委員を辞任され、その補欠として木宮和彦君が選任されました。 —————————————
○柳川覺治君 ただいま議題となりました法律案につきまして、文教委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。 本法律案は、東京工業大学に生命理工学部を設置するとともに、先端科学技術分野に係る高度の研究者、技術者の組織的な養成及び再教育を行うため、学部を置かない大学院のみの大学として北陸先端科学技術大学院大学を新設する等の措置を講じようとするものであります。 なお、衆議院におきまして施行期日
○委員長(柳川覺治君) ただいまから文教委員会を再開いたします。 休憩前に引き続き、国立学校設置法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を行います。 質疑のある方は順次御発言を願います。
○委員長(柳川覺治君) 午前の質疑はこの程度とし、午後一時まで休憩いたします。 午後零時一分休憩 —————・————— 午後一時開会
○委員長(柳川覺治君) ただいまから文教委員会を開会いたします。 国立学校設置法の一部を改正する法律案を議題といたします。 本案の趣旨説明は既に聴取しておりますので、これより質疑に入ります。 質疑のある方は順次御発言を願います。
○委員長(柳川覺治君) ただいまから文教委員会を再開いたします。 休憩前に引き続き、平成二年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、文部省所管を議題として、質疑を行います。 質疑のある方は順次御発言を願います。
○委員長(柳川覺治君) 午前の質疑はこの程度とし、午後一時まで休憩いたします。 午前十一時五十一分休憩 —————・————— 午後一時開会
○委員長(柳川覺治君) ただいまから文教委員会を開会いたします。 去る五月二十五日、予算委員会から、六月一日の一日間、平成二年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、文部省所管について審査の委嘱がありました。 この際、本件を議題といたします。 予算の説明につきましては既に聴取しておりますので、これより直ちに質疑に入ります。 質疑のある方は順次御発言を願います。
○委員長(柳川覺治君) 午前中の質疑はこの程度とし、午後一時三十分まで休憩いたします。 午後零時四十五分休憩 —————・————— 午後一時三十分開会 〔理事石井道子君委員長席に着く〕
○委員長(柳川覺治君) ただいまから文教委員会 を開会いたします。 教育、文化及び学術に関する調査のうち、文教行政の基本施策に関する件を議題とし、質疑を行います。 質疑のある方は順次御発言を願います。
○委員長(柳川覺治君) 次に、平成二年度文部省関係予算について、北川文部政務次官から説明を聴取いたします。北川文部政務次官。
○委員長(柳川覺治君) 教育、文化及び学術に関する調査を議題といたします。 文教行政の基本施策について保利文部大臣から所信を聴取いたします。保利文部大臣。
○委員長(柳川覺治君) ただいまから文教委員会を開会いたします。 委員の異動について御報告いたします。 去る三月三十日、野沢太三君が委員を辞任され、その補欠として井上裕君が選任されました。 —————————————
○柳川覺治君 ただいま議題となりました法律案につきまして、文教委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。 本法律案は、我が国の芸術その他の文化の一層の向上に寄与するため、国立劇場の名称を日本芸術文化振興会に改め、これに芸術文化振興基金を設け、芸術その他の文化の振興または普及を図るための活動に対する援助の業務を行わせようとするものであります。 委員会におきましては、文化行政に対する政府の